鋳造置物「装甲自動車」 朝倉文夫
   満州事変の記念品として製作されたもの

朝倉文夫作 鋳造置物「装甲自動車」



 朝倉文夫(1883〜1964)。明治36年、東京美術学校彫刻選科に入学、首席で卒業。大正8年・帝展審査員、同10年・東京美術学校教授、同13年・帝国美術院会員。昭和20年(1944 61歳)帝室技芸員に任ぜられる。 昭和23年・文化勲章を授章。
 この作品は、満州事変(1931)の記念品として生駒時計店が受注、朝倉文夫氏に原型を依頼して、約4万個製作された鋳造置物の「鋳造型」。
 この装甲自動車の正式名は「九一式広軌牽引車」といい、鉄道部隊用に昭和6年に採用された車両です。路上を走るだけでなく、タイヤを鉄輪に交換して線路上で貨車を引くことができるものでした。前後に付いているのは、車輪交換用のジャッキ。満州国にて大いに活躍しました。


保管されている鋳造原型鋳造型 朝倉文夫の銘





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